2021.12.17
ネクステック 岡本です。
出張で別海町から北見市へ移動中に屈斜路湖沿いのルートを通り、湖畔が見える場所に立ち寄りました。
『砂場レストハウス レタラチップ』というレストランがある場所でしたが水面に映る夕日が、あまりに美しかったので思わず見とれてしまいました。
観光客も一人もおらず、レストランも閉店していましたので、その場所に居たのは私一人だけ。
周辺の砂を掘り返すと温泉が出るのが面白くなり、童心に戻ったように冷たくなった手を水面に入れていました。
深く掘って手を入れると少し熱く、丁度よい場所を探します。
耳を澄ますと聞こえるのは湖の音や風の音、白鳥の鳴き声。
車も全く通行しないため、自然の音だけが耳に入ってきます。
白鳥も人に慣れているのか逃げようとする様子もなく、こちらに近づいてきます。
自然が織りなす飾らない美しさは、見ているだけで癒されますね。
自然の音は癒しの効果があるようですが、本当にそう感じます。
しばらく、その場所に居たかったですが日も暮れてきたので車に戻ろうかと思い振り返ると林から鹿が四頭現れました。
急いで写真を撮影したので少しピントがズレてしまいました。
景色に溶け込んでいますが、よく見ると四頭を確認できます!
この子達はこれから何処に向かうのでしょうか。
こちらを警戒していましたが先頭にいた一頭が鳴くと、それが合図のように林の中に消えていきました。
鹿の鳴き声は初めて聞きました。
動物達は与えられた環境の中で、今を懸命に生きています。
湖畔を後にして美幌峠へ。
到着したときには、日は沈み夜空に月が輝いていました。
美幌峠の展望台から見た屈斜路湖は、水面に月が映りとても幻想的な光景でした。
自然に触れることで心が癒され、日常忘れている大切なことを教えてくれたような気がします。
出張の機会を与えていただき、ありがとうございました。